初歩的なミスを無くすには ~思考の介入を極限まで減らす~
2013年1月12日 TCG全般 コメント (4)ご無沙汰してます。
書きたいことは山ほどあるのですが前回の日記が中途半端に終わってしまっているのでその続きを。
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前回の日記では初歩的なミスをしてしまうのは考えるからである、ということを述べた。
できる限り思考を排除したほうが正しいプレイを選択できるということだ。
そこで今回はどうすれば考えることなくプレイできるかを考えていきたい。
考えることなくプレイする、というのはプレイングを無意識化することだと言い換えることができる。
無意識下で正しいプレイングをするためには正しいプレイングを癖付けなければならない。
そのための第1のステップは対戦相手や状況に左右されないプレイングを覚えるということである。
(もちろん絶対に例外がないということはないのだが、ここでは考えないこととする)
・1ターン目、M10ランドよりも先にショックランドからプレイする
・先に戦闘を行い、第二メインフェイズでクリーチャーをプレイする
この日記を読んでいる方には至極当たり前のことだとは思うが、これがプレイングの無意識化の初歩といえる。
もちろんこのようにプレイングをするのには理由がある。
それはマナの効率化であったり除去の的を絞らせないためであったりと様々であるが、理由も含めて覚えておくことで忘れづらくなるので、理由もあわせて覚えておくことが望ましい。
こういった常にその手順に従うことができる場面やプレイングを覚えておくことでプレイングミスを減らすことができる。
第2のステップは対戦相手や状況を踏まえたうえでのプレイングを覚えるということであろう。
・相手がアゾリウスカラーなので手札のクリーチャーをすべて展開せず、全体除去に備える
・相手の《島/Island(RTR)》、《山/Mountain(RTR)》がアンタップ状態であるため、《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》をケア
上記の二例は相手のデッキや場の状況からプレイングを判断している。
これは思考が介入してしまっているような気がするかもしれないが、この判断を意識せずに行うことができるようになるのがこのステップである。
第1のステップとは違い、自分のデッキ、相手のデッキ、場の状況、はたまたプレイしているフォーマットのカードプールなど左右される要素が多いため、
パターンを数多く持っていないと対応できない場面もあるかもしれない。
しかしこれはパターンの作り方によって対処できる。
・ビートダウンを使うときは白を含むコントロールと対戦の際に全体除去を意識しておく
・現スタンダード環境で相手が(青)(赤)が出せるならば《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》を意識する
後者はさらに大きいくくりであれば『環境で使われるカウンターを把握しておき相手の出せるマナを考えケアする』とすることもできる。
このように汎用性の高いパターンを把握しておくことによって思考の介入を極力なくしプレイングミスを最小限に抑えることができるはずである。
・・・とえらそうに書いたもののこれを実践もできていないし、このパターンを効率よく見出す方法もまだわかっていない。
練習に勝る習得方法はないとは思っているのだが、練習の仕方によってもその習得速度も違うはずである。
いずれはその辺の答えを見出していきたい。
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考えない、思考を介入させないマジックはつまらない。
マジックは頭を使うゲームであり、使わない人間は使う人間を上回ることはない。
しかし、マジックにも考えるべきときとそうでないときがある。
考えなくていい場面で考えてしまうプレイヤーは考えなくていい場面で考えないプレイヤーよりミスをする可能性が高いはずである。
勝つためにミスを減らそう。そして考えるべきところで思う存分頭を使おう。
そういうプレイヤーに私はなりたい。
書きたいことは山ほどあるのですが前回の日記が中途半端に終わってしまっているのでその続きを。
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前回の日記では初歩的なミスをしてしまうのは考えるからである、ということを述べた。
できる限り思考を排除したほうが正しいプレイを選択できるということだ。
そこで今回はどうすれば考えることなくプレイできるかを考えていきたい。
考えることなくプレイする、というのはプレイングを無意識化することだと言い換えることができる。
無意識下で正しいプレイングをするためには正しいプレイングを癖付けなければならない。
そのための第1のステップは対戦相手や状況に左右されないプレイングを覚えるということである。
(もちろん絶対に例外がないということはないのだが、ここでは考えないこととする)
・1ターン目、M10ランドよりも先にショックランドからプレイする
・先に戦闘を行い、第二メインフェイズでクリーチャーをプレイする
この日記を読んでいる方には至極当たり前のことだとは思うが、これがプレイングの無意識化の初歩といえる。
もちろんこのようにプレイングをするのには理由がある。
それはマナの効率化であったり除去の的を絞らせないためであったりと様々であるが、理由も含めて覚えておくことで忘れづらくなるので、理由もあわせて覚えておくことが望ましい。
こういった常にその手順に従うことができる場面やプレイングを覚えておくことでプレイングミスを減らすことができる。
第2のステップは対戦相手や状況を踏まえたうえでのプレイングを覚えるということであろう。
・相手がアゾリウスカラーなので手札のクリーチャーをすべて展開せず、全体除去に備える
・相手の《島/Island(RTR)》、《山/Mountain(RTR)》がアンタップ状態であるため、《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》をケア
上記の二例は相手のデッキや場の状況からプレイングを判断している。
これは思考が介入してしまっているような気がするかもしれないが、この判断を意識せずに行うことができるようになるのがこのステップである。
第1のステップとは違い、自分のデッキ、相手のデッキ、場の状況、はたまたプレイしているフォーマットのカードプールなど左右される要素が多いため、
パターンを数多く持っていないと対応できない場面もあるかもしれない。
しかしこれはパターンの作り方によって対処できる。
・ビートダウンを使うときは白を含むコントロールと対戦の際に全体除去を意識しておく
・現スタンダード環境で相手が(青)(赤)が出せるならば《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》を意識する
後者はさらに大きいくくりであれば『環境で使われるカウンターを把握しておき相手の出せるマナを考えケアする』とすることもできる。
このように汎用性の高いパターンを把握しておくことによって思考の介入を極力なくしプレイングミスを最小限に抑えることができるはずである。
・・・とえらそうに書いたもののこれを実践もできていないし、このパターンを効率よく見出す方法もまだわかっていない。
練習に勝る習得方法はないとは思っているのだが、練習の仕方によってもその習得速度も違うはずである。
いずれはその辺の答えを見出していきたい。
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考えない、思考を介入させないマジックはつまらない。
マジックは頭を使うゲームであり、使わない人間は使う人間を上回ることはない。
しかし、マジックにも考えるべきときとそうでないときがある。
考えなくていい場面で考えてしまうプレイヤーは考えなくていい場面で考えないプレイヤーよりミスをする可能性が高いはずである。
勝つためにミスを減らそう。そして考えるべきところで思う存分頭を使おう。
そういうプレイヤーに私はなりたい。
コメント
遅延で有名なバントコンを使ってからよくよく意識するようになりましたねー
しがないプレイヤーの戯言なので恐縮ですが、少しでも参考になれば幸いです。
コントロールはプレイングの幅が広がりやすい分、ミスをしてしまう可能性もどうしても増えてしまいますよね。
相手のためにも自分のためにも正しくもすばやいプレイングを心がけたいものです。
俺も簡単なミスを繰り返しているから何とかしたいなと思ってる。
趣旨とは違うケースかも知れないけど、例え青赤のドラフトデッキで《ラクドスの切り刻み教徒/Rakdos Shred-Freak(RTR)》がデッキに入っているのに《島/Island(RTR)》からセットしちゃうとか、前のターンに9枚目の土地をセットしなかったせいで《霊感/Inspiration(RTR)》トップしてプレイ→《暴突風/Blustersquall(RTR)》引いたー!→《アゾリウスの魔鍵/Azorius Keyrune(RTR)》をアクティベートしてパンチが出来なかったり。
こう言うのって想像力が足りないというか考えなかった結果だと思うんだよね。
でも同じデッキで練習をしていれば覚えるのかなぁと思ったり。
ミスの原因をどう捉えるのかって難しいなぁと思った(コナミ)
前者の例は第2のステップに分類されるのではないかと思います。
・2マナダブシンを忘れて土地を置いてしまう → 2マナダブシン(+3マナトリシン)だけを事前に覚えておく
これを無意識化することができれば対策できるかな、と。
《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》と《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》両方入ってます!みたいなパターンであれば
どちらの展開を優先すべきかを考える必要がありますが、最適なプレイングに近づけることは間違いないと思います。
・ドロソを引いた後土地を温存していたためにマナが足りない
こちらのケースは『ドロソを入れているときは手札に土地を温存しない』というものすごく極端な対策で無意識化できなくはないですがこれでは逆にデメリットが多すぎるので、
パターンを細分化して対策を多様化するか都度考えるしかないかと思います。
僕もこの2つのミスはたびたびやらかしているのでそろそろ学習しなきゃですね。